GReeeeN Boys Puroject [東日本大震災]
新聞で見つけた「Green boys Project」医科と歯科の違いはあれど被災地への貢献は同じ、乾物ブラザーズの弟は歯科でメシ喰わせていただいておりますので、GReeeeNの皆さんの姿勢には心うたれるものがあります。
GReeeeNからの、大切なおしらせです。
3月11日。この国から多くの命と希望を奪ったあの災害から、2ヶ月が経とうとしています。
僕たちが生活を送る福島の沿岸部は、依然として、厳しい状況下での生活を強いられています。
こんな時、自分に何ができるのか?皆さんと同じように、僕たちも考え抜きました。
何度も、何度も考えました。
身近な方には、一人の人間として、被災された方には、歯科医師として、
そして、より多くの方々にはGReeeeNとして音楽を、と考えました。
震災当時、被災された方々が求めているものは、音楽ではありませんでした。
安全な場所であり、家族の無事であり、水であり、薬であり、暖かい毛布でした。
今、季節は、冬から春へと移りました。
まだまだ、みんなが顔を上げて前へ進むことはできないかもしれないけれど、
今なら、音楽が、誰かの気持ちをほぐし、温め、勇気づける事が出来るかもしれない。
そう感じ始めています。もちろん、批判やお叱りを受けることがあるかもしれません。
それでも今、僕たちGReeeeNにできることを、
つまり音楽を、一人でも多くの人に届けようと思います。
2011年5月。GReeeeNは、2つの新しい挑戦とともに「Green boys Project」をスタートします。
1.新曲「Green boys」を、無料で配信します。
お水を届けるように、音楽を被災地へ届けたい。その思いをカタチにします。
多くの関係者の方々にご協力のもと、期間限定ではありますが、「Green boys」を無料で配信できることになりました。
ダウンロードして聴くのも無料、カラオケバージョンを落として歌うのも無料、友だちや恋人にプレゼントするのも無料です。
もちろん、被災地で暮らす方々へ贈ることだってできる。これが、僕たちなりの「できること」です。
2.みんなの想いをのせた、「Green boys」のミュージックビデオを制作します。
Green boysのミュージックビデオに、参加していただけませんか?
あなたと、まわりの人たちの写真を送ってください。とびきりの笑顔でもいい。何かに頑張る姿でもいい。
何かを失った悲しみや、深い祈りの表情でも構いません。みんなの「希望」や「願い」をつなぎ合わせて、
Green boysの楽曲とともに、ひとつの大きな「想い」を、被災地へ、そして世界中へ発信したい。そう考えています。
ケータイからも、PCからも、国内からも、海外からも、自由に送ってもらえる仕組みをつくる予定です。
ご協力、よろしくお願いします。
この国が好きです。この国に暮らす人が大好きです。
いつかまた、この国のみんなで、笑顔で明日を迎えられる日がくるのを信じております。
GReeeeN、Producer JIN、スタッフ一同