震災16年 追悼行事73件 [阪神大震災追悼行事]
昨年比29件減コンサートや演劇増 市民団体調査
阪神大震災から16年を前に、市民団体「市民による追悼行事を考える会」(神戸市中央区)は17日前後に予定されている追悼行事の調査結果をまとめた。市民団体などが開く行事は73件で、震災15年の節目を迎えて過去最高だった昨年より29件減。内容では法要や礼拝が減る一方、追悼コンサートや演劇などが増えており、考える会は「震災から学んだ教訓や知識を伝える形も変化しつつある」としている。
同会は1998年から、市民団体や学校など計4000団体に追悼行事の実施を呼びかけ、行事の内容をアンケートしている。
県内の学校や幼稚園などのうち、追悼行事や避難訓練などを行うのは1327校園。内容別(複数回答可)では、防災教育や避難訓練が1149件と最も多く、犠牲者の冥福を祈る黙とうが944件で続いた。学校では、将来予想される災害に備え、追悼式典より防災教育に重点を置く傾向が出ているという。
商店街や市場での黙とうは427件(昨年比9件増)、寺院や教会での鐘突きは162件(同3件減)でいずれも横ばいだった。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20110106-OYT8T01170.htm より
阪神大震災から16年を前に、市民団体「市民による追悼行事を考える会」(神戸市中央区)は17日前後に予定されている追悼行事の調査結果をまとめた。市民団体などが開く行事は73件で、震災15年の節目を迎えて過去最高だった昨年より29件減。内容では法要や礼拝が減る一方、追悼コンサートや演劇などが増えており、考える会は「震災から学んだ教訓や知識を伝える形も変化しつつある」としている。
同会は1998年から、市民団体や学校など計4000団体に追悼行事の実施を呼びかけ、行事の内容をアンケートしている。
県内の学校や幼稚園などのうち、追悼行事や避難訓練などを行うのは1327校園。内容別(複数回答可)では、防災教育や避難訓練が1149件と最も多く、犠牲者の冥福を祈る黙とうが944件で続いた。学校では、将来予想される災害に備え、追悼式典より防災教育に重点を置く傾向が出ているという。
商店街や市場での黙とうは427件(昨年比9件増)、寺院や教会での鐘突きは162件(同3件減)でいずれも横ばいだった。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20110106-OYT8T01170.htm より
2011-01-16 14:29
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